八王子市市民活動支援センター
パワーアップ講座は今年で5年目を迎えました。
今年度は、昨年度の最終回にまとめとして実施した「ロジックモデルを用いてビジョン・ミッションを実現するための設計図を作ること」から始まりました。そして、今年はこのテーマに、よりじっくりと取り組むことができるように8月から9月にかけて、2週間おきに3回にわたり実施しました。
講師は、昨年度同様、モジョコンサルティング合同会社代表の長浜洋二さんです。8月10日の初回は、ビジョン・ミッションに関する講義を受けた後、団体のビジョンとミッションについて話し合い、ワークシートに記入しました。8月24日の2回目はロジックモデルに関する講義を受けた後、各団体のロジックモデルを作りました。9月14日の3回目は作成したロジックモデルを団体毎に講師の長浜さんにレビューしていただきながら、他の団体は2団体1組になってお互いのロジックモデルを紹介し合う場となりました。そして、このロジックモデル作りを通して、NPOは結果(実施したこと)ではなく成果(相手に起こった変化)を求められていることを実感させられました。
この講座には、支援センタースタッフも研修として参加し、2つのグループに分かれて支援センターのロジックモデルを作成しました。講座内では時間が足りず、各講座の間にはグループ毎に集まって話合いを重ね、3回目に向けてとりあえずの成果物を出すことができました。シフト勤務をしていることもあり、すれ違いが多いスタッフが、時間をとって集まり、事業について改めて話し合う貴重な機会となりました。
また、参加団体からも活動を見つめ直すよい機会になった、他の団体の活動を知ることができたとの声を数多くいただきました。