協力の作法
私たちはこんなことで困っている。
誰か協力して!
社会的課題が増加し、多様化している昨今、社会的課題解決の担い手として、また市民の生きがいや人生満足度を醸成し、活き活きとしたコミュニティを創るためにも、様々な分野で活動している市民団体の活動が必要とされています。しかし、市民活動団体も様々な課題(人材不足、資金不足など)を抱えていています。
今回のNPO八王子会議&市民活動交流会では、市民活動団体が抱えている課題を再確認・共有し、協力、連携の実例をあげ、参加者との意見交換や提案等で課題解決へ向けた対応(協力・サポート)への取り組みを図ります。
◆日時:2025年2月9日(日)14:00~17:30
※18:00より八王子市民活動協議会による懇親会があります。
◆会場:オープンイノベーションフィールド多摩 2F 会議室 (旧八王子労政会館)
※設定上の理由から会場を2回のホールから同じフロアの会議室に変更する
こととなりました。ご了承ください。
◆住所:東京都八王子市明神町3-5-1
JR八王子駅北口徒歩10分 京王八王子駅徒歩5分
◆参加費:無料(第1部・第2部)
但し、第3部(18:00より)八王子市民活動協議会による懇親会は有料となります。
★第11回NPO八王子会議&市民活動交流会 プログラム
第1部
14:05~14:30
八王子コミュニティ活動応援サイト「はちコミねっと」の活用の仕方(25分)
・活動を発信する・仲間を探す・募集する・資金助成を探す
14:30~15:20
パネルディスカッション (50分)
~こんなサポートしています~事例紹介
・近隣市の中間支援団体
町田市地域活動サポートオフィス 喜田亮子さん
・企業と地域との協創
西武信用金庫地域協創部職員
・NPOを広げるために~仲間を見つける・つなげる・発信~
東京都つながり創生財団 東樹康雅さん
サステナブルコミュニティ共創機構 横山泰治さん
15:20~15:40
団体からの発表
~私たちはこんなサポートを期待している~
・市民活動団体(立ち上げ間もない団体、課題を抱えている団体等)
第2部
15:50~16:50
交流会(4ラウンド形式)(60分)
・4つのテーマ(テーブル)に分かれて、話し合い。
・仲間を増やすための協力 ・活動資金を得る・増やすための協力
・情報配信
・広報の協力
・多様なセクターとの協力
16:50~17:20
まとめ(各テーブルのホスト)
17:30
閉会
第3部
18:00~19:30
参加費必要 ※八王子市民活動協議会による懇親会
◆主催/問い合わせ:
八王子市市民活動支援センター
八王子市旭町12-1ファルマ802ビル5階
TEL 042-646-1577 FAX 042-646-1587
E-mail npo802@shiencenter-hachioji.org
◆お申込み方法:
・チラシの二次元コードまたは下記のお申込フォームより
・メール: npo802@shiencenter-hachioji.org
・FAX: 042-646-1587
※メールまたはFAXの場合、件名を「NPO八王子会議」とし、本文に団体名、氏名(ふりがな)、電話番号、メールアドレスと第3部への出欠をご記入の上、お申込みください。
八王子市市民活動支援センター
八王子市市民活動支援センター
TEL: 042-646-1577
Mail: npo802@shiencenter-hachioji.org
2025年2月9日、オープンイノベーションフィールド多摩2Fの会議室で「第11回NPO八王子会議&市民活動交流会を開催しました。
社会的課題が増加し、多様化している昨今、社会的課題解決の担い手として、また市民の生きがいや人生満足度を醸成し、活き活きとしたコミュニティを創るためにも、様々な分野で活動している市民団体の活動が必要とされています。しかし、市民活動団体も様々な課題(人材不足、資金不足など)を抱えていています。
今回のNPO八王子会議&市民活動交流会では、市民活動団体が抱えている課題を再確認・共有し、協力、連携の実例をあげ、参加者との意見交換や提案等で課題解決へ向けた対応(協力・サポート)への取り組みを図りました。
75名(31団体・行政・中間組織・信用金庫・一般市民・学生等)が参加していただきました。内容は下記の通りです。
第1部 プレゼンテーション
①センタースタッフによる八王子コミュニティ活動応援サイト「はちコミねっと」の活用の仕方(八王子市市民活動支援センターに登録いただいている団体は活動の紹介、情報の発信、イベントや講座の告知&報告、仲間募集、助成金等の情報を得ることができること)
②八王子市協働推進課の方は「市民企画事業補助金」を紹介していただきました。
③「~私たちはこんなサポートをしています~」をテーマにしたプレゼンテーション
・中間支援団体として 町田市地域活動サポートオフィス 喜田亮子氏
・企業と地域との協創 西武信用金庫地域協創部 小淵康博氏
・NPOを広げるために~仲間を見つける・繋げる・発信~
・東京都つながり創生財団 東樹康雅氏
・サステナブルコミュニティ共創機構 横山泰治氏
④団体からの発表「~私たちはこんなサポートを期待している~」
・視覚障がいサポート団体FANeyes 松村有紀子氏
・大きなくりの木のしたで 小川早麻里氏
プレゼンテーションでは、登壇者の皆さまが行っているサポートに対する考えや想いを伺い、学ぶことが沢山ありました。
二つの団体は、活動をはじめて、続けている想い、活動している中で気付いたこと、その成果や感じている課題について話していただき、会場にいた全員にその気持ちが伝わりました。
第2部 市民活動交流会
6つのテーマ(テーブル)に分かれて、それぞれが持っている課題、その解決のための案(できる協力)、どんな成果が得られるかについて意見交換会を行いました。
・仲間を増やすための協力
・活動資金を得る/増やすための協力
・情報発信・広報の協力
・多様なセクターとの協力
・コミュニティ(地域内)での協力
・フリー
交流会では、第1部のパネラーとセンタースタッフがファシリテーターとなり、ワークシートをもとに、各グループで話された内容を発表しました。成果までいかなかったグループもありましたが、グループメンバーで意見交換ができ、それぞれがやっている活動、感じている課題を確認することで、今後できる協力について考える機会となりました。
最後に、協力アカデミーの松原明氏よりまとめのコメントをいただきました。それぞれのグループの発表についてコメントをいただき、「相利」について説明していただきました。改めて、団体同士・組織同士が協力・協創して、「相手」のことを考え、お互いがハッピーになるように取り組みことの大切さを実感しました。
終了後、名刺交換や参加者同士の交流がしばらく続きました。
ご登壇いただいた皆さま、参加していただいた皆さま、松原さま、ありがとうございました。