2015年秋古本まつり(第13回) アンケート調査報告書(平成27年10月12日)
毎年春と秋にユーロードで開催されている「八王子古本まつり」に、初出店した昨年(平成26年)秋に続いて本年も参加しました。
支援センターは、地域の市民活動を様々な場面で支援していますが、ややもすると、馴染のある市民活動団体や市民の皆さまとの交流が多く、一般の方々には知られていない傾向があります。このような状況を踏まえ、より広範な市民団体や市民の皆様にご利用いただくために、オープンな場として「八王子古本まつり」にNPO法人八王子市民活動協議会とともに出店しました。
今回は、このような場を捉え、「一般の方々が市民活動に対してどのような受け止め方をされているのか」を調査し、今後より一層お役に立てるようにとアンケートを実施しました。
その結果を次の通りご報告させていただきます。
(詳細は添付ファイルをご覧ください)
1、調 査 日:平成27年10月12日(日)
2、回 答 数:53件
3、対 象 者:出展ブースにお立ち寄り頂いた市民
4、結果の公表:広報紙「SUPPORT802」、ホームページ等
5、結果の概要:
社会的課題に市民が取り組むことが大切と考えている人が74%と、NPO活動の必要性を多くの人が感じていることがわかりました。またNPOに入って活動している人、ボランティアをしたことがある人や、NPOのイベントに参加した人など、実際何らかの形でNPOの活動に関わった経験がある方も61%と高く、NPOの活動への期待と関心の高さが伺えます。
活動の分野では、八王子市に必要なNPO・市民活動として、福祉、環境を挙げる人が44%いますが、実際に参加している活動の分野も56%が福祉や環境と重なっています。
必要性を感じながらも、活動に関わらない理由としては、機会がない方が29%と高く、NPO活動をもっと知ってもらい、参加の機会を増やす必要があるようです。また33%の人が、経済的な余裕がない、参加する時間がないという理由から参加できないと回答しています。NPO活動の裾野を広げるためには、そうした方々が無理をせずNPOの活動に参加できるよう、参加の方法を工夫することが必要だと感じました。
NPOさぽーと802の認知度はまだまだ低く、多くの皆さんに知っていただき、一緒に八王子市を市民の力で支えていけるよう、これからも努力していきたいと思います。