高尾山にほど近い八王子市南西部の山あいに、飛行機のエンジンを作っていた巨大な地下軍需工場の跡、浅川地下壕がある。
ここは、終戦前年の1944年秋、陸軍が本土決戦に備えて武器や軍需品の地下倉庫として、朝鮮人労働者2千~3千人を動員して掘削したもので、総延長は約10キロメートルとなる、戦時中に掘られた地下壕の中でも屈指の規模をもつ地下壕である。
「浅川地下壕の保存をすすめる会」は、浅川地下壕など八王子の戦争遺跡を、悲惨な戦争を伝える遺産として残そうという活動を20年以上にわたって続けている団体である。
令和元年、この浅川地下壕の見学会を、夏休み親子企画として開催したが、今回は参加者の対象を絞らずに開催します。個人で、家族で、友人と共に、身近な戦争遺跡を訪ねることで、その史実を知り、平和への想いを新たにすること、そして地下壕の保存活動を行っている八王子市の市民団体を広く知ってもらうために企画しました。
日時 令和3年9月26日(日)9:30~12:00
集合 9:20 JR高尾駅改札を出たところ
会場 浅川地下壕
団体名 浅川地下壕の保存をすすめる会
講師 中田 均さん
定員 20名(申し込み多数の場合は抽選、八王子市在住・在勤者を優先します)
参加費 1人につき 400円
服装・持ち物
大型懐中電灯、軍手、汚れてもよい服、濡れても良い靴(長靴など)
※保険加入に必要なため、参加希望者全員の氏名(ふりがな)、電話番号、
住所、メールアドレスを備考欄に記入願います。
※地下壕内部は、暗闇、気温16~17℃、足元に水はけの悪い場所があります。
※定員に達したため受付を終了いたしました。